バナナは、1年中食べることができる上に栄養バランスも良くて、人気のある果物です。
そんなバナナですが、たまに非常に固いものがあります。
固いのはバナナが完全に熟していないことが原因です。
私はもちろんですが、みなさんも固いバナナを食べたことはあるのではないでしょうか。
本記事では、固いバナナについて、原因や食べるときの注意点、柔らかくする方法、見分け方について解説していきます。
以下はバナナに関連する記事です。ご参照ください。
固い原因は？
バナナは通常柔らかいのが特徴ですが、中には非常に固いものもあります。
この固さは、ほとんどの場合、バナナがまだ十分に熟していないためです。
固くても、時間が経つにつれて自然と柔らかくなる場合が多いです。
ですが、状態によっては「木化現象」という現象が起こり、バナナの中心部が黒く固くなる場合もあります。
木化現象というのは、生育中のバナナにストレスがかかり、果肉に筋ができ、また黒く変色してその部分が筋っぽくなることです。
食べてもよい？
固いバナナを食べても健康には害はありません。
ただし、非常に固いバナナを無理に食べると、一部の人は胃もたれを感じることがあります。
胃もたれは、一時的なもので病気を引き起こすわけではありません。
以前に消化不良を経験したことがある場合は、固いバナナは食べないほうがよいです。
一般的には、「固いバナナを食べると命にかかわる」ということはありませんので、心配無用です。
どんな味は？
未熟なバナナは甘みが少なく、ほとんど味がしないこともあります。
味がほとんどしないことがは未熟なバナナの特徴で、好む人もいます。
ですが、多くの人は味に甘味が少ないないので満足できないかもしれません。
そのため、もう少し熟成させてから食べることで、より豊かな風味を楽しむことができます。
柔らかくする方法は？
バナナが固い場合、それはまだ熟していないサインです。
自然に熟すまで数日間放置すれば、自然と柔らかくなります。
実際に固いバナナを一晩放置するだけで食べやすくなることがよくあります。
ただし、熟しすぎるとバナナが黒ずむので、食べるタイミングには気を付けましょう。
急いでバナナを柔らかくしたい場合は、温水に浸すか、電子レンジで加熱する方法もあります。
といっても、自然に熟するのを待った方が美味しく食べられます。
木化現象によってバナナが固くなった場合は、自然に柔らかくなりません。
なので、そのまま食べるか、料理に利用しましょう。
見分ける方法は？
バナナの種類によって固さは異なりますが、熟していないのか、木化現象が起きているのかを見分けるのは一筋縄ではいきません。
未熟なバナナは一般的に青みがかっており、特に茎の近くが青いことが多いです。
未熟なバナナを避けたい時は、この青みがかった部分を確認すると良いでしょう。
逆に、青みがかったバナナを選ぶと、熟していない固いバナナを手に入れることができます。
また、黒い斑点が多いバナナは熟している兆候です。
黒い斑点が気にならなければ、そういったバナナを選ぶと固いバナナを避けることができます。
まとめ
今回は、固いバナナについて、原因や食べるときの注意点、柔らかくする方法、見分け方について解説しました。
固いバナナの多くは、熟していないため固くなっていますが、数日間そのままにしておくと自然に柔らかくなります。
固いバナナを食べても健康上の問題はありませんが、甘みが足りず、バナナ本来の味わいを楽しむことが出来ない場合もあります。
より甘くて柔らかいバナナを好む場合は、柔らかくなるまで少し待つことをおすすめします。
本記事がみなさまの生活にお役立ち出来ると幸いです。