ペットボトルコーヒーの未開封時の賞味期限と開封後の保存期間について解説

ペットボトルのコーヒーを飲まれる方は多いと思います。
特に、保存ができるので、開けてすぐに飲み切らなくてよいので非常に便利ですよね。

ここで、未開封のペットボトルコーヒーの賞味期限についてご存知でしょうか?
また、開封後はどれくらいの期間で飲めばよいか知っていますか?

そこで、本記事では、ペットボトルコーヒーの未開封時の賞味期限と開封後の保存期間について詳しく解説してきます。

ペットボトルコーヒーの賞味期限は?

まずは、賞味期限とはという点から解説していきます。

賞味期限とは

賞味期限は、「食品をおいしく食べることができる期限」を示しています。

賞味期限は、主に保存が効く食品に表記されます。
賞味期限を過ぎたとしてもすぐに食べられなくなるわけではなく、食品の状態をチェックし、問題がなければ食べることができます。

賞味期限は味の品質が保証される期間であり、期限が少し過ぎたくらいでは大抵の場合は安全に食べることができます。

賞味期限については、以下の記事を参照ください。
消費期限と賞味期限の違いは?食品を安全に食べる判断方法は?

ペットボトルコーヒーの賞味期限は

ペットボトルコーヒーの賞味期限は8カ月から1年程度の商品が多いです。
賞味期限は、未開封の状態での期間なので、注意してください。

賞味期限が切れても飲める?

賞味期限は「食品をおいしく食べることができる期限」なので、未開封の状態であれば、賞味期限を過ぎてから1~2ヶ月程度は安全に飲むことができます。
未開封では空気に触れず、細菌の繁殖も防げるため、期限が多少過ぎても問題ありません。
ただし、飲んでみて味がおかしいと感じたら、飲むのはやめましょう。

また、賞味期限が1年以上経過した商品は、未開封でも品質が劣化している可能性があるため、飲まないようにしましょう。

酸化したコーヒーの体への影響

コーヒーは、空気に触れると酸化して味が変わってしまいます。
ペットボトルコーヒーも時間が経つと酸化します。
酸化したコーヒーを飲むと、体質にもよりますが、以下の症状が出る場合があります。

・胃の不快感
・腹痛や吐き気

特に、賞味期限が切れたコーヒーを飲む場合は注意が必要です。

開封後のペットボトルコーヒーの保存期間

上述の通り、ペットボトルコーヒーの賞味期限は、未開封では8カ月から1年程度の商品が多いです。
しかし、開封後は保存期間が非常に短くなり、開封してから3日以内に飲み切ることがおすすめです。

開封後の保存期間が短くなる理由

未開封の時は、ペットボトルが無菌状態に保たれているため、8カ月から1年程度の賞味期限となります。
一方で、開封してしまうと空気中の菌がペットボトルに入って、菌が増殖がするので保存期間が短くなります。

開封後のおすすめの飲み方

ペットボトルに直接口を付けて飲むと、口元の菌がペットボトルに移って菌の増殖が速くなります。
また、常温で保管すると、さらに菌が増殖するスピードが上がります。

なので、ペットボトルに直接口を付けて飲むのでなく、コップに移して飲むことがおすすめです。

鮮度が落ちて飲んではいけないコーヒーの状態

ペットボトルコーヒーは、賞味期限が1年以上過ぎたり、開封済みで長時間経過すると、鮮度が落ちて酸化や腐敗することがあります。
以下の状態になったら飲まないようにしましょう。

・白いカビのようなものがコーヒー内に浮く
・酸っぱい臭いがする
・味が酸味が強い、美味しくない

まとめ

今回は、ペットボトルコーヒーの未開封時の賞味期限と開封後の保存期間について解説しました。

ペットボトルコーヒーの賞味期限は8カ月から1年程度の商品が多いです。
未開封でしたら、賞味期限を過ぎてから1~2ヶ月程度は安全に飲むことができます。
一方で、開封後は保存期間が非常に短くなり、開封してから3日以内に飲み切りましょう。

未開封でも開封後でも、見た目・臭い・味がおかしい場合は飲まないようにしましょう。