卵は常温で保存しても大丈夫?傷んだ卵と新鮮な卵の見分け方は?

1年中食べることができる卵ですが、保存はどうしていますか?
ご家庭では、冷蔵庫で保存するのが一般的ですね。
お店では常温で置かれて販売されていたりします。

では、卵は常温で保存しても大丈夫なのでしょうか?

本記事では、卵を常温で保存しても大丈夫か、また傷んだ卵と新鮮な卵の見分け方について詳しく解説していきます。

卵は常温で保存して大丈夫?

卵は直接日光の当たらない、高温ではない涼しい環境であれば常温で保存しても大丈夫です。
といっても、サルモネラ菌の繁殖を避けるために、10度以下になる冷蔵庫での保存が推奨されています。

スーパーなどでは卵は常温で販売されていることが多いです。
このことからも、常温で保存しても大丈夫ですね。

ちなみに、スーパーなどで卵が常温で販売されている理由は、温度変化による結露を防ぐためです。
もし、冷蔵庫で販売されていたら、冷蔵と常温を繰り返すことになり、結露が発生しやくなりますね。
結露すると卵は早く痛みやすくなるので、常温で販売されているというわけです。

卵は常温(25度程度)であれば、2週間程度は問題ないと言われています。
ですが、冷蔵庫で保存することが望ましいです。
特に夏場は非常に高温になるので、家の中で一日保存というのは避けましょう。

卵の鮮度を保つポイント

卵の鮮度を保つポイントを紹介してきます。
冷蔵庫で以下のように保存することがおすすめです。

・購入したパックに入れたままにする
・冷蔵庫のドアポケットの卵入れではなく奥側に入れる

購入したパックに入れたままにすることで、卵が割れにくくなり、サルモネラ菌の侵入・繁殖を防げます。
冷蔵庫のドアポケットの卵入れは、ドアを開け閉めすることで温度が変わりやすいので、温度が一定の奥側に入れましょう。
また、卵入れはドアの開け閉めの影響をもろに受けるので、卵が割れやすいですね。

傷んだ卵と新鮮な卵の見分け方

卵は冷蔵庫で保存することが望ましいですが、常温で保存していた時に食べて大丈夫かなと思うこともありますよね。
そこで、傷んだ卵と新鮮な卵の見分け方について紹介していきます。

傷んだ卵の見分け方

傷んだ卵は、以下の方法で見分けることができます。

・水に浮く
・振ると音がする
・割ると黄身が崩れる
・刺激臭、異臭がする

新鮮な卵に比べて、時間が経った卵は軽くなり、水に浮きます。
軽くなるのは、卵には気孔という穴があり、時間が経つと水分が抜けて空気が入るためです。
そのため、卵を振ると音もするようになります。

また、卵は痛むと、割ると気味が崩れたり、刺激臭や異臭がします。
このような卵は食べずに廃棄しましょう。

新鮮な卵の見分け方

新鮮な卵の見分け方を紹介します。
新鮮な卵を選ぶと、長持ちさせることもできるので是非実践してください。

・殻の質感がザラザラしている
・光を当てると透き通ってみえる
・振っても音がしない

産み立ての卵は、表面がザラザラしたクチクラという膜で覆われています。
そのため、表面がザラザラしている卵は新鮮です。

また、新鮮な卵は黄身と白身がきれいに分かれていて、光を当てると白身が透き通って見えます。
卵の中身も詰まっているので、振っても音がしません。

まとめ

今回は、卵を常温で保存しても大丈夫か、また傷んだ卵と新鮮な卵の見分け方について解説しました。
卵は常温(25度程度)であれば、2週間程度は問題ないですが、冷蔵庫で保存することが望ましいです。
また、紹介した傷んだ卵と新鮮な卵の見分け方を実践して、美味しく卵を頂きましょう。

本記事がみなさまの生活にお役立ち出来ると幸いです。