ゴキブリは本当に見たくないですよね。
ですが、夏になると動きが活発になり、路上で仰向けで動かなくなっている姿を見たことはありますよね。
家でゴキブリを駆除した時も仰向けで死んでしまうことも多いですね。
ではなぜ、ゴキブリはうつ伏せではなく、仰向けで動かなくなるのでしょうか?
また、見た目には死んでいるように見えても、実は生きていることがあるのでしょうか?
本記事では、ゴキブリが仰向けで死ぬ理由と、仰向けで生きていることがあるかについて詳しく解説します。
ゴキブリが退治していないのに死んでる理由については、こちらを参照ください。
ゴキブリが退治していないのに死んでいる理由は?死因の判別方法は?
ゴキブリが仰向けで死ぬ理由
結論からですが、ゴキブリが仰向けで死ぬの理由は、体のバランスを保てなくなるためです。
ゴキブリの体はドーム型の形になっていて、足は大きな身体に比べて細いです。
そのため、体重が上部に偏りがちで重心が高くなります。
正常な時は、ゴキブリは高い重心の身体を支えることができますが。殺虫剤などをかけられた場合、苦しんで体のバランスを維持することが困難になります。
また、羽についた殺虫剤を取ろうとすることもあります。
その結果、重心の高い身体側が下になり、仰向け状態で苦しんで足に力も入らないので、元の姿勢に戻ることができず死んでしまいます。
仰向けで死んでいる姿は、カブトムシやクワガタなど他の多くの昆虫にも見られます。
仰向けのゴキブリが生きていることはある?
ゴキブリが仰向けで死ぬ理由について前章で説明しました。
しかし、ゴキブリが仰向けで動かなくなったとき、実はまだ生きている可能性があることをご存知でしょうか?
殺虫剤をかけるとゴキブリが動かなくなることがありますが、これは死んだふりや、気絶している可能性もあります。
殺虫剤が効いているので、逃げるために死んだふりをしたり、一時的に気絶しているという状況です。
ゴキブリは大昔から生態系を変えないで生きている生物です。
環境適応能力が高いので、殺虫剤に対しても抵抗力があり、仰向けで生きている場合があります。
そのため、仰向けで動かなくなっても、確実に駆除できるまで安心しないでください。
仰向け状態のゴキブリに殺虫剤を2、3秒かけるとか、新聞紙等でたたく等で確実に仕留めましょう。
また、ゴキブリの死骸は放置するのは絶対にやめましょう。
他のゴキブリが食べにきたり、他の虫のエサになったりします。
必ず処分するようにしましょう。
まとめ
今回は、ゴキブリが仰向けで死ぬ理由と、仰向けで生きていることがあるかについて解説しました。
ゴキブリが仰向けで死ぬの理由は、体のバランスを保てなくなるためです。
仰向けで動かなくても生きている可能性があるので、確実に仕留めるようにしましょう。
本記事がみなさまの生活にお役立ち出来ると幸いです。