梅雨が明けて夏が近づいてくると蚊が増えてきて、自然の多い所に出かけるときは刺されないように対策が必須ですね。
晴れた日は蚊の対策をしますが、雨の日は対策をしないで出かける人も多いのではないでしょうか?
雨の日は蚊が少ないと感じているからだと思います。
では、実際に雨の日は蚊は少ないのでしょうか?
蚊は雨に当たっても大丈夫なのでしょうか?
本記事では、蚊は雨の日に飛んでいるのか、雨が直撃しても大丈夫なのかについて解説していきます。
蚊に関連して、こちらの記事も参照ください。
蚊の不快な音が耳元で聞こえる理由と対処方法
長袖や長ズボンを着ると蚊に刺されない?刺されないための対策について解説
雨の日に蚊は飛んでいる?
結論からですが、雨の日でも蚊は飛んでいます。
しかし、雨の日に蚊は飛べるけど、晴れた日のように活発には飛びません。
雨の日に蚊はどこにいる?
蚊は雨が苦手なので、次のような場所に隠れて雨宿りしています。
・家の軒下
・葉っぱの裏
言われてみれば、雨の日に窓をを開けたら蚊が飛んできたことがありました。
雨の日には蚊は家の近くで雨宿りしていることもあるので、玄関や窓の開け閉めをする時は、蚊が入ってこないように注意しましょう。
蚊は雨に当たっても大丈夫?
蚊は雨の日でも飛ぶことができますが、雨粒に当たっても大丈夫なのでしょうか?
人を刺す蚊の大きさは、5mm程度です。
一方で、雨粒の大きさは、普通の雨だと2mm程度です。
蚊にとっては、体の半分近くの巨大な水の塊が上から落ちてくるようなものですね。
仮に人だったら、体の半分近くの巨大な塊が空から落ちてきて、直撃したら一発で致命傷になりそうですね。
しかしながら、驚くべきことに、蚊は雨粒の直撃をほとんど無事に耐えることができます。
この現象は、長らく謎の一つだったようですが、最近アメリカの研究者によってその秘密が明らかになりました。
雨粒に当たっても大丈夫な理由
雨の中で蚊が飛べるのは驚くべきことですが、その秘密を簡単に解説します。
蚊は以下の2つの要因で、雨の中で雨粒が当たっても飛ぶことできるようです。
・蚊の羽は細かな毛で覆われて水をはじく
・雨粒が直撃しても巧みに受け流せる
これらは蚊の
・軽い体重
・外骨格が堅牢
という特性で可能にしています。
軽くて硬いので、雨粒が直撃しても受け流せるし、ダメージも受けないということですね。
まとめ
今回は、蚊は雨の日に飛んでいるのか、雨が直撃しても大丈夫なのかについて解説しました。
蚊は雨の日でも飛ぶことはできるけど、雨は避けて家の軒下や葉っぱの裏に隠れて雨宿りをしています。
また、蚊は軽い体重と硬い外骨格により、雨の中を雨粒に当たっても問題なく飛ぶことができます。
夏の日に雨だからといって蚊に刺されないわけではありません。
雨の日でも、蚊が多くいそうな自然の多い場所などに行くときは蚊の対策をしましょう。