夏が近づくと蚊がどこからともなく現れ、本当に嫌になりますよね。
自然の多い地域などではすごい数の蚊がいて、今までどこにいたのだろうと思ってしまいます。
蚊に刺されない対策として、暑い夏に長袖や長ズボンを着用する人もいるのではないでしょうか?
長袖や長ズボンを着ると本当に蚊に刺されないのでしょうか?
本記事では、長袖や長ズボンを着ると蚊に刺されないか、刺されないための対策について解説していきます。
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蚊は長袖や長ズボンの上からも刺す?
結論から言うと、蚊は長袖や長ズボンの上からでも刺します。
この事実を聞くと「蚊の針はそんなに硬くて洋服を貫通できるの?」と驚くかもしれません。
しかし実際には、蚊の針は特に硬いわけではなく、非常に細いために洋服の隙間から刺すことができるのです。
蚊の針の細さは?
蚊の種類により針の太さは異なりますが、人を刺すヒトスジシマカの針は非常に細く、直径がたったの約0.02mmです。
一般的な髪の毛の太さが約0.1mmであることを考えると、蚊の針の細さがよく分かると思います。
洋服は繊維が交錯して作られているため、細かい隙間が必ず存在します。
これが蚊の針が洋服の隙間を簡単に通過する理由です。
蚊に刺されること防ぐには?
洋服の上からでも蚊は刺すことが分かりました。
では、蚊に刺されないようにするにはどうすれば良いでしょうか?
以下の5つの対策が効果的です。
・虫除けスプレーを洋服にかける
・隙間の狭い化学繊維の洋服を着る
・洋服と体の間に空間を持たせる
・白い色の洋服を着る
・速乾性と消臭効果がある洋服を着る
それぞれについて詳しく説明しています。
虫除けスプレーを洋服にかける
1つ目の対策は、虫除けスプレーを洋服にかけることです。
虫除けスプレーは露出している肌にかけるのが一般的ですよね。
服の上からも刺す蚊に対抗するためには、洋服にも虫除けスプレーをかけると良いでしょう。
隙間の狭い化学繊維の洋服を着る
2つ目の対策は、蚊が刺しづらい隙間の狭い化学繊維の服を着ることです。
前述の通り、洋服には隙間がありますが、この隙間の広さは素材によって異なります。
綿や麻は隙間が広めであるのに対し、化学繊維は隙間が狭いです。
蚊の針が刺さるのを防ぐためには化学繊維の洋服が適しています。
ただし、化学繊維を選んだからと言って、蚊の針が刺さるのをを完全に防げるわけではありません。
蚊の針は非常に細いため、化学繊維の小さな隙間からも刺してくる場合があります。
洋服と体の間に空間を持たせる
3つ目の対策は、洋服と体の間に空間を持たせることです。
蚊の針の長さは約2mmとされており、体に密着する洋服は蚊にとって容易に体に針を刺すチャンスとなります。
そのため、少しゆとりのある洋服を着ましょう。
ゆとりがあると、蚊の針が洋服を通過しても体には届きにくくなります。
白い色の洋服を着る
4つ目の対策は、白い色の洋服を着ることです。
蚊は汗のにおい、体温、人の吐く二酸化炭素で刺す対象を探すと言われています。
さらに、上記に加えて、色でも判断しています。
蚊に刺されにくい色は白です。
これは、蚊は暗い色を好んで近づく傾向があるためです。
白やその他の明るい色の洋服を選ぶことで、蚊に刺されにくくなります。
速乾性と消臭効果がある洋服を着る
5つ目の対策は、速乾性と消臭効果がある洋服を着ることです。
蚊は人の汗のにおいで刺す対象を探しています。
夏場は少し動くだけで汗をかいてしまうため、蚊が寄ってくることが多くなります。
そのため、速乾性や消臭効果のある洋服を着るとことで、蚊を寄せ付けにくくなります。
まとめ
今回は長袖や長ズボンを着ると蚊に刺されないか、刺されないための対策について解説しました。
長袖や長ズボンを着ても蚊には刺されるので、以下の5つの対策を行うと効果的です。
・虫除けスプレーを洋服にかける
・隙間の狭い化学繊維の洋服を着る
・洋服と体の間に空間を持たせる
・白い色の洋服を着る
・速乾性と消臭効果がある洋服を着る
蚊は非常に迷惑な存在ですが、夏には避けることが出来ないですよね。
適切な対策を行って、蚊に刺されることなく快適な夏を過ごしましょう。
本記事がみなさまの生活にお役立ち出来ると幸いです。