車の乗車人数は子供がいると数え方が違うって知っていますか?
シートベルト、チャイルドシートの数も決まっているので、どのように数えればよいのでしょうか?
車で旅行に行く時とか、タクシーに乗る時とか、乗車定員が車で決まっているため、全員乗れるかなと人数を気にしますよね。
そこで、本記事では子供を入れた乗車人数の計算方法、シートベルト・チャイルドシートが足りない場合の対処法について解説します。
乗車定員って何?
乗車定員とは、その車に乗車することができる最大の人数のことです。
車の乗員定員は、車の車種で異なりますが、一般的には軽自動車は4人、普通自動車は5人、ミニバンは7人です。
シートベルトも同じ数付いています。
子どもを入れた乗車人数の計算方法
子どもを車に乗せる際の人数は、大人の人数に1.5を掛けることで求められます。
この計算により、大人1人につき子どもは1.5人とされ、大人2人なら子ども3人まで乗車できることになります。
この場合、子どもとは12歳未満を指します。
例えば、車の定員が5人の場合、大人2人が乗ると残りの枠については大人3人分の1.5倍で計算すると子ども4.5人が乗れることになります。
ただし、小数点以下は切り捨てのため、子ども4人までが乗車可能です。
同様の計算で、車の定員が7人で大人2人が乗ると、子供は5人分の1.5倍で小数点を切り捨てて7人まで乗車可能です。
しかし、シートベルトの数量が不足したり、チャイルドシートを設置できない場合、どのように対応すれば良いのでしょうか?
シートベルトが不足する場合の対処法
5人乗りの車に大人3人と子供3人が乗る場合、シートベルトが一つ足りなくなります。
この場合、シートベルトは足りないですが、乗車定員は守られているため、問題ありません。
具体的には、後部座席に4人乗り、3人がシートベルトを付ければ大丈夫です。
といっても、安全第一なので、できるだけ全員がシートベルトを着用できる人数で乗ることを推奨します。
チャイルドシートが設置できない場合の対処法
また、5人乗りの車で大人3人と子供3人が乗る場合、3つのチャイルドシートを並べるのが困難です。
この場合、シートベルト同様に、乗車定員は守られているので、チャイルドシートを着用していなくても問題ありせん。
しかしながら、乗車している全員がシートベルト・チャイルドシートを着用できる人数にすることが安全面からも大切です。
車の旅行でも、タクシーに乗るときでも、大人も子供も安全に乗車できるようにしっかりと計画を立てましょう。
まとめ
今回は子供を入れた乗車人数の計算方法、シートベルト・チャイルドシートが足りない場合の対処法について解説しました。
子どもの人数は大人の人数に1.5を掛けることで計算します。
ただし、この方法で計算し乗車定員を超えた場合は、車内のシートベルトやチャイルドシートが不足するため、安全が確保できません。
そのため、子供も大人と同じ方法で人数を計算し、全ての大人と子供にシートベルトやチャイルドシートを適切に着用させることが最も安全です。
本記事がみなさまの生活にお役立ち出来ると幸いです。