古着の匂いが気になって、せっかく買ったのに着るのをためらっていませんか?
そんなときに頼れるのが「オキシクリーン」。酸素の力で汚れもニオイもスッキリ落とせると話題のアイテムです。
この記事では、古着の匂いを落とす方法を中心に、オキシ漬けの正しいやり方や注意点、さらに重曹や冷凍などの代替テクニックもご紹介します。
古着初心者の方でも安心して取り組める内容になっているので、ぜひ最後まで読んで、あなたのクローゼットをもっと快適にしてくださいね。
古着の匂いをオキシクリーンで落とす方法7選
古着の匂いをオキシクリーンで落とす方法7選を紹介します。
それでは、ひとつずつ詳しく解説していきますね。
①オキシクリーンの消臭効果とは?
オキシクリーンって、洗浄力が強いだけじゃないんですよ。
実は「酸素系漂白剤」なので、除菌・消臭の効果も高いんです。
特に古着のイヤ〜なニオイの原因って、繊維に入り込んだ皮脂やカビ菌、雑菌なんですよね。
オキシクリーンはその汚れや菌を酸素の力で浮かせて分解してくれるから、ただの洗濯じゃ落ちない匂いまでしっかり取れるってわけです。
海外製と日本版がありますが、成分が少し違うので「界面活性剤入り」の方が汚れ落ちは強めです。
「匂いが取れない…」って悩んでた人は、試してみる価値アリですよ!
②オキシ漬けの基本手順
「オキシ漬け」って聞いたことある人、多いと思います。
やり方はめっちゃ簡単で、誰でもすぐできますよ!
まず、40〜60℃くらいのぬるま湯を用意して、オキシクリーンを溶かします。
その中に古着をどぼん!と浸けて、2〜6時間くらい放置するだけです。
最後にしっかり水で洗い流してから洗濯機で通常通り洗えばOK。
あとは乾かすだけで、匂いがスッキリ!ほんと魔法かと思うくらい変わります。
手順 | ポイント |
---|---|
1. お湯を張る | 40〜60℃がおすすめ |
2. オキシクリーンを溶かす | 4Lに対してキャップ1杯が目安 |
3. 古着を浸ける | なるべく全体が浸かるように |
4. 2〜6時間放置 | 素材によって時間調整 |
5. すすぎ&洗濯 | ぬめりや成分をしっかり落とす |
漬け込んでる間に家事できるので、超ラクちんですよ〜!
③適切な濃度と時間設定
オキシ漬けで一番大事なのが「濃度と時間」です。
ここを間違えると、匂いが落ちないどころか、色落ちしちゃったり生地が傷んじゃうことも。
だいたいの目安は、4リットルのぬるま湯に対してオキシクリーン1杯(キャップ1杯か付属スプーン1杯)です。
濃くすればいいってわけじゃないんですよね、適正量を守るのがコツです。
時間は素材にもよりますが、2時間〜6時間が目安。
ウールやシルクなどデリケート素材は短めに、コットンや化繊は長めでもOK。
匂いがキツイときは2回に分けてやってもいいですよ!
④素材別に気をつけるポイント
古着って、色んな素材が混ざってるから、実は扱いがちょっと難しいんですよ。
たとえばウールやシルクは熱やアルカリに弱いので、オキシクリーンで長時間漬けると生地が縮んだり、風合いが変わっちゃいます。
逆に、コットンやポリエステル系なら結構しっかり漬けても大丈夫です。
あと、レザーや金属パーツがついてる服は絶対NG。サビたり変色しちゃうことがあります。
気になるときは、目立たない場所でパッチテストしてからやると安心ですよ!
⑤オキシ漬けNGな素材と理由
オキシクリーン、何でも効くわけじゃないので要注意です。
NGな素材は、ウール・シルク・レザー・金属が使われているもの、あとは染色が弱いもの。
これらはオキシの成分で変質したり、変色、風合いが変わる原因になります。
古着って意外と「何でできてるか分からない」こと多いので、タグをしっかりチェックしてからにしましょう。
大切な一着が台無しになると悲しいので…!
⑥匂いが取れない時の追加対処法
「オキシクリーン使ったのに、まだ臭う…」ってときもありますよね。
そんなときは、2回目のオキシ漬けをしたり、重曹を併用してみると効果UP!
あとは乾燥機にかけて高温で殺菌するのもアリ(素材が耐えれば)。
冷凍庫で一晩寝かせるという裏技もあるんです。菌が死んで臭いが軽減されることも。
柔軟剤の匂い残りには「クエン酸リンス」もおすすめですよ〜。
⑦実際にやってみた人の口コミ・体験談
やっぱりリアルな声って、信頼できますよね。
Twitterやインスタ、ブログなんかで「オキシクリーンやってみた!」って人、結構多いです。
「一晩漬けて干したら、ほんとに匂いが消えた!」「タバコ臭が全くなくなった!」なんて感動の声も。
一方で「色落ちした」「素材がゴワゴワになった」なんて失敗談もあるので、注意点を守るのが大事。
使いこなせば、古着の匂いリセットには超強力な相棒ですよ!
古着の匂いの原因を理解しよう
古着の匂いの原因を理解しよう。
古着の匂いが気になるときは、まずその原因を知るのが大事なんですよ〜!
汗や皮脂汚れの蓄積
古着に染みついた独特の匂い、じつは前の持ち主の「汗」や「皮脂」が原因だったりします。
人って思ってる以上に、毎日けっこうな量の皮脂や汗を服に染みこませてるんですよね。
これが洗いきれずに残っていると、雑菌が繁殖して嫌なニオイを発するようになるんです。
特に脇や首まわりは、皮脂がたまりやすいので要注意。
時間が経つほど取れにくくなるので、古着を買ったら早めの対処が鉄則です!
保管状態によるカビや湿気
古着って、倉庫とか押入れみたいな「風通しの悪い場所」で長期間保管されてることが多いんですよ。
そうなると、服の繊維に湿気がこもって、カビや雑菌が繁殖しやすくなっちゃうんです。
このカビっぽい匂い、すっごく独特で鼻につきますよね。
しかも、見た目にはカビが見えないことも多くて、「ただの古着の匂い」って思われがちなんですけど、実はカビ臭だったりします。
こういうときは除菌&消臭のWアタックが必要ですね。
香水やタバコなど生活臭の付着
前の持ち主のライフスタイルが匂いに出るって言っても過言じゃないです。
たとえば香水を常用してた人だと、その香りがガッツリ染み込んでることありますよね。
タバコ吸ってた人の服は、ヤニ臭が繊維の奥まで入り込んでいて、かなり手強い匂いです。
これらの生活臭って、洗剤や柔軟剤じゃ取れないことが多いんです。
だから、オキシクリーンのような強力な消臭対策が求められるんですよ〜!
洗濯後の生乾き臭
一見キレイに見える古着でも、実は「生乾き臭」が残ってる場合もあります。
これは前の持ち主が洗濯後、しっかり乾かしてなかったとか、乾燥機に入れる時間が足りなかったときに発生する匂いです。
雑菌が湿ったままの服にとどまることで、あの独特なムワッとしたニオイになるんですよね。
しかも乾いてしまうと見た目では分からないから、届いた古着を開けて初めて「ん?クサイぞ…」ってなるパターン、けっこう多いんです。
こういうときもオキシ漬けはめちゃくちゃ有効ですよ!
オキシクリーン以外の消臭方法も検討しよう
オキシクリーン以外の消臭方法も検討しよう。
「オキシクリーンだけじゃ取れなかった…」ってときもありますよね。そんな時のために、他の方法もチェックしておきましょう!
重曹やクエン酸との併用
オキシクリーンに加えて、重曹やクエン酸を併用することで、さらに強力な消臭効果が期待できます。
重曹はアルカリ性で、皮脂や油汚れに強いのが特徴。匂いの元を中和してくれる力もあるんですよ。
一方、クエン酸は酸性で、汗や水道水のミネラル汚れを分解するのに向いています。
使い方としては、重曹はお湯に溶かして漬け置き、クエン酸はすすぎの段階で少量を加えるのが一般的です。
ただし、混ぜて使うと中和しちゃって効果が薄れるので「別々に」使ってくださいね。
冷凍・熱湯処理という裏技
ちょっと意外かもしれませんが、「冷凍庫に入れる」「熱湯をかける」っていう裏技もあります。
冷凍は、繊維の中にいる菌を一晩かけて凍結・無力化するという発想です。やってみると、カビ臭や生活臭が和らいでること、あるんですよ。
熱湯処理は、殺菌と消臭に効果的。ただし、服の素材によっては縮んだり色落ちするので注意が必要です。
耐熱素材(綿100%など)なら、熱湯をまんべんなくかけて10分ほど置いてから洗うのがおすすめ。
この2つはちょっと荒技だけど、なかなか取れない臭いには効く可能性ありです!
消臭スプレーの選び方
手軽にできる方法としては、やっぱり「消臭スプレー」ですよね。
ドラッグストアやホームセンターで売ってる市販スプレーにも、けっこう優秀なアイテムがあります。
ポイントは、「香りでごまかすタイプ」じゃなくて、「無香料で除菌・消臭効果があるタイプ」を選ぶこと。
おすすめは、リセッシュ除菌EXやファブリーズのW除菌タイプなど。
あくまで一時的な対策ですが、イベントやお出かけ前にはかなり便利です。
クリーニング店での消臭サービス
どうしても取れない!というときは、プロに頼るのが一番安心です。
最近では「消臭加工」や「オゾン脱臭」など、特殊な技術を使ったクリーニングサービスも増えてきています。
料金はちょっと高めですが、ブランド古着やヴィンテージアイテムなら、その価値を保つためにもおすすめ。
とくにスーツやコートなど、家庭で洗えないものは無理せずプロにお願いしましょう。
「古着専門クリーニング」なんてサービスもあるので、検索してみるのもアリですよ!
古着の匂い対策に失敗しないための注意点5つ
古着の匂い対策に失敗しないための注意点5つを紹介します。
匂い取りに失敗しないために、これだけは知っておいてほしい注意点をまとめました!
①漂白作用で色落ちしやすい素材に注意
オキシクリーンは「酸素系漂白剤」なので、塩素ほどではないにしろ、やっぱり多少の漂白力があります。
特に古着って、もともと色褪せていたり、染色が弱ってることが多いんですよね。
だから油断して長く浸けたり、濃いめに作ったりすると、色が落ちちゃうリスクがあります。
デニムや濃色のコットン製品、プリントTシャツなんかは特に気をつけましょう。
心配なときは「目立たない場所でテストしてから」がおすすめです。
②過度なオキシ漬けは生地を傷める
「長く浸けたらもっと効きそう!」って思いがちですが、やりすぎは禁物です。
古着って、新品よりも繊維が弱っていることが多くて、長時間のオキシ漬けで生地がパサパサになったり、破れやすくなることがあります。
素材によっては、最悪ほつれたり変形することもあるので、時間はしっかり守りましょう。
目安は2〜6時間。デリケート素材は1時間以内にとどめておくのが安全です。
古着は「見た目以上に繊細」と思ってケアするのが長持ちのコツですよ〜!
③換気や乾燥の環境も重要
せっかく匂いを落とせても、干し方や保管が悪いとまた臭くなっちゃいます。
特に梅雨時期なんかは、生乾き臭が復活しやすいので要注意です!
漬けた後はなるべく風通しの良い場所に干して、早めに完全に乾かすことが大事。
部屋干しの場合はサーキュレーターや扇風機を使って乾燥スピードを上げるのがコツです。
完全に乾ききってない状態でクローゼットにしまうのが、一番やっちゃダメなNG行動ですよ〜!
④一度で取れない匂いもある
がんばってオキシ漬けしたのに「まだ臭う…」ってとき、あると思います。
でもそれ、あなただけじゃないですよ!
古着の匂いって、何年も蓄積されている場合もあって、一回じゃ落としきれないことも多いです。
そういう時は、何日かあけて再度オキシ漬けしたり、クエン酸や重曹と組み合わせて根気よく落とすのが大事です。
あせらず、じっくり向き合うことが成功のカギですよ〜。
⑤オキシクリーンは酸素系を選ぶ
オキシクリーンって実は数種類あるの、ご存じでしたか?
大事なのは「酸素系漂白剤」であること。これじゃないと古着ケアには向いてません。
ドラッグストアなどで買うときも「界面活性剤なし or あり」でパッケージが違う場合があるので、説明書きをしっかりチェックしましょう。
家庭用なら「界面活性剤なし」の日本版が安心、汚れが強い時は「アメリカ版」もアリです。
自分の目的や素材に合わせて、ぴったりのオキシクリーンを選んでくださいね!
古着好きなら知っておきたい匂いを防ぐ日常ケア
古着好きなら知っておきたい匂いを防ぐ日常ケアを紹介します。
古着を「匂いが気になる存在」から「愛着のある一軍アイテム」に育てるには、日々のケアが超重要ですよ〜!
買ったらまずは浸け置きが鉄則
古着を買ったら、まず真っ先にやるべきは「浸け置き洗い」です!
おしゃれ着用の中性洗剤やオキシクリーンを使って、汚れや匂いの元を一旦リセットするイメージですね。
とくにフリマアプリや海外の古着屋で買ったアイテムは、想像以上に匂いが残っていることがあります。
何もせず着てしまうと、自分のクローゼット全体に臭いが移るなんてことも…。
時間がかかっても、最初のケアでしっかり落としておくことが大切です。
収納時には乾燥剤と防臭剤を活用
クローゼットにしまうとき、ただハンガーにかけてるだけって人、意外と多いんじゃないでしょうか?
湿気の多い時期や木造の部屋だと、湿気がこもってカビ臭の原因になります。
そこで活躍するのが「乾燥剤」や「炭入り防臭剤」!
特に、衣類用のシリカゲルや炭タイプの除湿・防臭グッズを使うと、匂いもカビもグッと減らせます。
置きっぱなしじゃなく、定期的に入れ替えるのも忘れずに〜!
日常的に風通しの良い場所に保管
衣類の保管場所は、「湿気が少なくて風通しがいい」これに尽きます!
古着に限らずですが、繊維って空気を含むので、湿気がこもると雑菌の温床になっちゃうんですよ。
できれば詰め込みすぎず、ハンガー同士の間隔を空けて、空気が流れるようにしておくとベスト。
月に1回はクローゼットの扉を開けっぱなしにして空気を入れ替えるのもおすすめです。
ちょっとした工夫で、古着の匂いトラブルがグッと減りますよ!
洗濯時に柔軟剤を使いすぎない
匂い対策で「香りの強い柔軟剤をガンガン使う」って人、多いんですが…実はこれ、逆効果になることもあるんです。
柔軟剤の成分が繊維に残りすぎると、それが酸化して「酸っぱい臭い」になっちゃうことも。
しかも、古着のもともとの匂いと混ざると変なニオイになることもあるんですよね。
柔軟剤は「ほんの少し」だけ使うか、消臭タイプの洗剤に切り替えるのもアリ。
香りでごまかすんじゃなく、根本から匂いを断つ意識が大事です!
定期的なメンテナンスが長持ちのコツ
どんなに最初にきれいにしても、着てるうちにまた匂いは戻ってきます。
だから「定期的なケア」が、古着を長く清潔に着るための最大のポイント。
月に1回はオキシ漬けをしたり、クローゼットの中身を整理して空気を入れ替えたりしてみてください。
面倒に感じるかもしれませんが、ちょっとした習慣が大事なんです。
お気に入りの古着をずっと気持ちよく着るために、ぜひ実践してみてくださいね!
まとめ|古着の匂いはオキシクリーンで手軽に解決できる!
古着の匂いを落とす方法7選 |
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①オキシクリーンの消臭効果とは? |
②オキシ漬けの基本手順 |
③適切な濃度と時間設定 |
④素材別に気をつけるポイント |
⑤オキシ漬けNGな素材と理由 |
⑥匂いが取れない時の追加対処法 |
⑦実際にやってみた人の口コミ・体験談 |
古着の匂いに悩んでいる方には、オキシクリーンが強い味方になります。
酸素系漂白剤の力で、繊維の奥にこびりついた雑菌や皮脂汚れをしっかり分解してくれるので、普通の洗濯では落ちない臭いもスッキリ。
ただし、素材や濃度、時間などには注意が必要なので、正しい使い方を守ることが重要です。
さらに、収納や日常ケアを工夫することで、匂いの再発も防げます。
ぜひ今回ご紹介した方法を試して、古着ライフをもっと快適に楽しんでくださいね。
より詳しい衣類ケアについて知りたい方は、下記の情報も参考になります。