カラスが生ゴミが入った袋を食い散らして、ゴミが散乱しているのを見たことはあるのではないでしょうか?
ゴミ捨て場だけでなく、道路までゴミが散らかっていたりもするので本当にイヤですよね。
どうにかして、カラスにゴミを荒らされないようにしたいですよね。
そこで、本記事ではカラスがゴミを荒らすのを防ぐ対策と、そもそもなぜカラスは生ゴミが分かるのかについて解説します。
カラスがゴミを荒らすのを防ぐ対策
カラスがゴミを荒らすのを防ぐ対策を解説します。
・生ゴミの色や見た目を分からないようにする
・生ゴミの量を減らす
・ゴミ出し日を守る
・カラスよけネットを使う
・ボックス型のゴミステーションを利用する
それぞれについて解説していきます。
生ゴミの色や見た目を分からないようにする
カラスは非常に視力が良く、ゴミの色や見た目からエサを見分けます。
一般的なゴミ袋は半透明であるため、カラスにとってエサを見つけやすい状態になっています。
そこで、生ゴミを小袋に入れ、さらに新聞紙で包んで色や見た目が分からないようにすると効果的です。
さらに、そのゴミをゴミ袋の中央に置くとカラスに見つかりにくくなり、効果的に荒らされることを防げます。
生ゴミの量を減らす
カラスに狙われる生ゴミの量を減らすことで、ゴミが荒らされることを防ぐことができます。
食材は必要な量だけ購入し、「余すことなく使い切る」、「食べきる」ことで生ゴミを極力出さないようにしましょう。
また、庭が広い家では、生ゴミを埋めて処理する方法もあります。
生ゴミを埋めて土に混ぜると、土の中にいる微生物が生ゴミを水や二酸化炭素に分解してくれます。
ゴミ出し日を守る
当たり前のことですが、ゴミ出し日を守ってゴミを出しましょう。
ゴミ出し日を守らないとゴミが収集されずに、ゴミがカラスの格好のターゲットになってしまいます。
ゴミ出し日を守ることで、ゴミ袋が外に長時間放置されることを避け、カラスがゴミを荒らすことを防ぐことができます。
カラスよけネットを使う
カラスがゴミを荒らすことを防ぐ一般的な対策として、カラスよけネットを使うことがあげられます。
カラスよけネットでゴミ袋を全体的に覆うことにより、カラスが直接ゴミに触れるのを防ぎます。
しかし、カラスよけネットの取り付けが甘いと隙間ができて、カラスがゴミ袋をつついてしまうことがあります。
カラスよけネットは正しく使うようにしましょう。
ボックス型ゴミステーションの活用
カラスよけネットよりも効果的なのが、ボックス型のゴミステーションを使うことです。
カラスよけネットでは、隙間があったり、ネットをめくりあげたりすることで、カラスに荒らされることがあります。
ボックス型ゴミステーションは、カラスがゴミ袋に直接触れることができないので、カラスがゴミを荒らすのを防げます。
種類も色々あるので、使う場所に応じて最適なものを選びましょう。
なぜカラスは生ゴミが分かる?
そもそも、なぜカラスはゴミ袋に入っている生ゴミが外から分かるのでしょうか?
理由はカラスの視力が非常に良いためです。
カラスは人よりも多くの色を識別することができると言われています。
例えば、虹は人が見ると7色ですが、カラスは倍の14色に見えるようです。
さらに、カラスは食品サンプルと本物の食品を区別できるという調査結果もあります。
これらにより、ゴミ袋の中の赤や黄色などの色とゴミの形を見て、肉や果物と判断できるのです。
半透明のゴミ袋に入った生ゴミや果物などは、カラスにとってはエサで食べてくれと言っているようなものなのです。
まとめ
今回は、カラスがゴミを荒らすのを防ぐ対策と、そもそもなぜカラスは生ゴミが分かるのかについて解説しました。
カラスがゴミを荒らすのを防ぐ対策は以下の通りです。
・生ゴミの色や見た目を分からないようにする
・生ゴミの量を減らす
・ゴミ出し日を守る
・カラスよけネットを使う
・ボックス型のゴミステーションを利用する
また、カラスは非常に視力が良いので、ゴミの色や見た目から生ゴミを見分けています。
カラスがゴミを荒らすのを防ぐ対策を実施して、ゴミが荒らされないようにしていきましょう。
本記事がみなさまの生活にお役立ち出来ると幸いです。