郵便局の本局と支局って何?郵便物は本局に出すと早い?

郵便局の本局、支局とか聞いたことありませんか?違いは何でしょうか?
「急ぎの郵便物なので本局に持って行ってほしい」と頼まれたこともあるのではないでしょうか?
本局、支局の違いが分からないと、どこに持っていけばよいか困りますよね。

本局、支局ってどこでしょうか?
また、本局に郵便物を持って行けば本当に早く配達されるのでしょうか?

本記事ではこのような疑問について、詳しく解説していきます。

郵便局の本局と支局って何?

まずは結論から述べます。

郵便局に本局、支局という呼び名はありません。
銀行の本店、支店と間違って使っている場合が多いようです。

一般的に、本局とは他地域への配送業務を行うその地域で中心となる大規模な郵便局を指すことが多く、便宜上の呼び名です。
「本局なら土曜日でも開いている」と聞いたことがありますが、本局の場所を調べても出てこないのは上記の理由によるものですね。
支局についても本局同様に便宜上の呼び方で、他地域への配送業務を行わない小規模な郵便局を支局と指しているようです。

公式には無いですが、配送業務による違いで本局、支局という呼び方になったと考えられます。
それでは、郵便物の配達は、他地域への配送業務を行う大規模な郵便局の窓口に郵便物を持ち込むことと、郵便ポストへの投函ではどちらが早いでしょうか?

郵便物は郵便局の窓口持ち込みとポスト投函のどちらが早い?

急いで郵便物を送る場合は、どの方法が最も速いかを選ぶことが重要です。
多くの場合、地域の中心の大規模な郵便局の窓口に直接持ち込むと迅速に処理されるとされています。
小規模な郵便局への持ち込み、郵便ポストへの投函でも、その日の最終の回収時間に間に合えば、当日扱いで処理されることが多いです。

なので、当日の回収時間に間に合うなら、大規模な郵便局の窓口への持ち込みでも、ポスト投函でも配達時間に大きな差は無いです。
といっても、大規模な郵便局に持ち込んだ方が、より確実、その地域内での配送作業がない、すぐに発送の仕分け作業に入るので早いということは言えますね。

注意が必要なのは、小規模な郵便局を利用する場合です。
こうした郵便局では、郵便ポストを使った方が窓口よりも迅速に処理されることがあります。
週末や祝日には、小規模な郵便局は閉まることが多いため、郵便ポスト投函の方が処理が速くなる可能性があります。
郵便ポストは週末や祝日も収集が行われており、郵便局間での配送は実施しています。

週末や祝日も含めてまとめると、以下の順で配達は早いと言えます。
① 地域の中心となる大規模な郵便局
② 郵便ポスト投函
③ 小規模な郵便局

郵便ポストの回収時間を調べる方法

郵便の配達を急いでいるが大規模な郵便局が遠い、でも確実にその日の収集に間に合わせたい場合はありますね。

そんな時に役立つのが、「ポストマップ」というツールです。
このツールを使えば、自宅のパソコンやスマートフォンから郵便ポストの収集時間を簡単に調べることができます。
住所を入力し、地図上のポストマークをクリックするだけで、収集時間が確認できます。
ポストマップには全国の郵便ポストの98%以上が登録されており、無駄足を避けることができるので、活用してください。

まとめ

今回は、郵便局の本局と支局、郵便物を本局に出すと早いかについて紹介しました。
本局と支局は便宜上の呼び方で存在しない、郵便物は大規模な郵便局の窓口に出した方が早いが結論です。
ただし、郵便局には営業時間がありますので、営業時間外などは郵便ポスト投函も活用するのもありですね。
本記事で紹介した内容は、日常生活においてお役立て頂けると幸いです。