揚げ物の油は捨てない!ペットボトルで簡単&安全に保存する方法と注意点!

揚げ物をしたあとの油、捨てるのはもったいないけど、保存方法がよくわからない…そんな悩み、ありませんか?

この記事では「揚げ物 油 保存 ペットボトル」というテーマで、再利用できる賢い保存方法や注意点、さらに劣化を防ぐコツまで詳しく解説します。

ペットボトルって本当に安全なの?何回まで再利用できるの?
そんな疑問に丁寧にお答えしますので、揚げ物好きな方には必見の内容です!

今日からすぐできる保存テク、ぜひ取り入れてくださいね。

揚げ物の油をペットボトルで保存する方法

揚げ物の油をペットボトルで保存する方法について解説します。

それでは、順番に見ていきましょう!

冷ますタイミングが重要

揚げ物の後の油は、使い終わった直後はめちゃくちゃ熱いですよね。

そのままペットボトルに入れてしまうと、変形したり、最悪の場合は穴が空いてしまうこともあります。

なので、まずは粗熱を取るのが超重要なんです。

目安としては、触れて「ぬるいな〜」くらいの温度まで冷ました状態がベスト。

それ以上冷ましすぎると、油が固まりかけたりして移しにくくなるので、その点だけ注意してくださいね。

ちなみに、早く冷ましたいときは、鍋ごと新聞紙の上に置いて冷ますと効率がいいですよ!

油をしっかりこす工程がカギ

ペットボトルに油を保存する前に、絶対にやってほしいのが「こす」作業です。

揚げ物をすると、衣のカスや食材のカケラが油に混ざりますよね。

これが残っていると、時間が経つとどんどん酸化して油が劣化しちゃうんです。

100円ショップでも売ってる「油こし紙」や「こし器」を使うとラクですよ。

じょうごとセットで使えば、スムーズにペットボトルに注げます!

できれば、キッチンペーパーだけじゃなく、ちゃんとした「油こし専用」のフィルターを使ってくださいね。

ペットボトルはしっかり乾燥させる

意外と見落としがちなのが、「ペットボトルの水分」。

実は、ほんのちょっとの水分でも、油と混ざるとめっちゃはねたり、劣化の原因になるんですよ。

新しく使うペットボトルであっても、洗ったなら絶対にしっかり乾かしてから使いましょう!

完全に乾かすには、逆さにして1日置くのが理想。

急ぐ場合は、ドライヤーの冷風で内側を乾かす方法もあります。

少し手間ですが、ここをサボると後々トラブルになるので丁寧にやってくださいね!

保存場所と遮光対策もポイント

ペットボトルに入れた油をそのまま台所の棚に置いてる人、いませんか?

実は、油は光にも弱くて、日光や蛍光灯の光でもどんどん酸化してしまいます。

だから、保存場所は「冷暗所」が鉄則です。

できれば、直射日光が当たらない、キッチンの引き出しの中などが理想ですね。

さらに、ペットボトルの外側をアルミホイルで巻いたり、紙袋に入れておくと遮光性もバッチリ。

こうすることで、長持ちしやすくなりますよ!

とくに夏場は温度も上がるので、冷蔵庫の野菜室に入れておく人もいます。

ここまでのポイントをおさらいすると、「冷まして」「こして」「乾いた容器に」「冷暗所で保存」これが鉄板ルールです!

ペットボトル保存のメリットと注意点

ペットボトル保存のメリットと注意点について解説します。

それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう!

保存コストがほぼゼロ

まず一番のメリットは、なんといってもコスパの良さ!

市販のオイルポットって、安いものでも1,000円以上、高性能なものだと数千円しますよね。

でもペットボトルなら、普段の飲み物を飲み終えた後の空き容器をそのまま再利用できるので、実質タダです。

しかも、使い終わったら気軽に捨てられるのもポイント。

揚げ物をたまにしかしない家庭なら、わざわざ高いオイルポットを買うよりも、ペットボトル保存のほうが経済的ですよ!

「ちょっと試してみたいな〜」という方にもぴったりです。

場所を取らずに管理できる

ペットボトルは形状がスリムなので、キッチンの隅や冷蔵庫のドアポケットなど、ちょっとしたスペースにスッと収まります。

オイルポットだと、口が広かったり、フィルター付きだったりで意外と場所を取るんですよね。

その点、ペットボトルならサイズも選べるし、複数本使って「使い分け」もできちゃいます。

たとえば、唐揚げ用とコロッケ用で分けて保存すると、風味の混ざりも防げて便利ですよ。

ラベルを貼って日付を書いておけば、管理もしやすくなります。

素材によっては劣化リスクも

とはいえ、ペットボトルならなんでもOKというわけじゃないんです。

お茶や水のボトルのように、素材が薄くて柔らかいタイプは、長期保存には向きません。

油は意外と重くて粘度もあるので、容器が柔らかいと持ちにくかったり、倒れやすくなったりします。

それに、光を通しやすい素材だと、保存中に油が酸化してしまう原因にも。

できれば炭酸飲料用など、厚みがあってしっかりしたペットボトルを使いましょう。

さらに、アルミホイルや紙袋などで覆って遮光しておくと完璧ですよ!

熱い油の扱いに要注意

そしてもう一つ気をつけたいのが、「熱いまま入れないこと」!

ペットボトルは熱に弱いので、熱い油をそのまま注ぐと、すぐに変形してしまいます。

最悪の場合、溶けて穴が空いたり、やけどの危険もあるんですよ。

だから絶対に、「粗熱を取ってから移す」ことを守ってくださいね。

手で持っても熱くないくらいが目安です。

不安な方は、念のため軍手や鍋つかみなどを使って作業すると安心です!

こうして見てみると、ペットボトル保存ってかなり使える方法なんですよね。

ただし、メリットを活かしつつ、注意点もしっかり押さえて、安全に使ってくださいね!

揚げ物油の再利用は何回まで?見極め方も解説

揚げ物油の再利用は何回まで?見極め方も解説していきます。

それでは、順番に見ていきましょう!

色とにおいの変化をチェック

油が劣化してきたかどうかは、まず「色」と「におい」で判断するのが基本です。

使いたての油は、透明感があり、ほぼ無臭か、ほんのり素材の香りがする程度です。

でも再利用を繰り返していくと、だんだん茶色っぽくなってきたり、どこか焦げくさいような独特のにおいが出てくるんですよね。

特に、サラダ油やキャノーラ油などの一般的な揚げ油は色の変化が分かりやすいので、使用前に必ずチェックしてみてください。

少しでも「変なにおいがするな」と感じたら、それはもうお別れのサインです。

泡立ちや煙が増えたらNG

見た目やにおいとあわせてチェックしたいのが、揚げているときの「泡」と「煙」の出方です。

新しい油で揚げ物をすると、衣がサクッと仕上がって泡立ちも控えめですよね。

でも、劣化した油を使うと、食材を入れた瞬間にぶわ〜っと大量の泡が出たり、やたら煙が立ったりすることがあります。

これは、油の酸化が進んでいる証拠なんです。

煙が目にしみたり、部屋中ににおいが充満するようなら、それはもう交換どきと思って間違いないですね。

安全面を考えても、早めの判断が吉です!

使う食材や加熱温度でも違いが出る

実は、揚げ物に使う食材や加熱の温度によっても、油の持ちはかなり違ってきます。

例えば、野菜の天ぷらのような軽い素材なら、比較的油が長持ちしやすいんです。

一方で、フライドチキンやコロッケのようにパン粉をたっぷりつけて揚げる料理だと、油がすぐに汚れたり焦げついたりします。

また、高温で何度も加熱していると、それだけで油の酸化が進んでしまいます。

180℃以上の高温でガンガン揚げ物する場合は、再利用の回数も少なめにしたほうが安心です。

自宅で使う場合は、温度調節機能のあるフライヤーなどを使うと便利ですよ!

最終的には味で見極めよう

最後の判断ポイントは、やっぱり「味」です!

どんなに見た目がキレイでも、味が明らかに変わっていたら、それはもう使わないほうがいいというサインです。

揚げたてなのに油臭かったり、舌にざらつくような重たい後味があれば、それは完全に劣化しています。

逆に、色がやや濃くなっていても味に問題がなければ、あと1回くらいは使ってもOKな場合も。

もちろん、体調や家族の安全を最優先に考えることが大事ですよ!

個人的には、「ちょっとでも違和感があったら捨てる」くらいの気持ちがちょうどいいと思います。

再利用の目安は、だいたい2〜3回程度が一般的とされています。

ただし、保存状態や使う頻度によって変わるので、しっかり見極めて使いましょうね!

保存した油の安全な処分方法4選

保存した油の安全な処分方法4選をご紹介します。

それでは、一つずつ見ていきましょう!

①牛乳パックに新聞紙を詰めて処分

これは昔からある定番の方法で、コストもほとんどかかりません。

空の牛乳パックに新聞紙やキッチンペーパーをギュウギュウに詰めて、そこに使用済みの油をゆっくり注ぎます。

新聞紙が油を吸ってくれるので、漏れの心配も少ないんですよ。

注いだ後は、しっかり口をテープなどで閉じて、燃えるゴミとして処分できます。

ただし、油が熱いうちに入れると牛乳パックがふやけたり、火傷の危険もあるので、必ず冷ましてからやってくださいね。

②固めるタイプの処理剤を使う

市販の「油凝固剤」を使えば、もっと手軽でスピーディーに処理できます。

これは、使い終わった油に粉末を入れて数分放置するだけで、ゼリー状に固まるアイテムです。

そのままスプーンなどですくって新聞紙に包めば、燃えるゴミとして簡単に捨てられます。

最近は100円ショップでも手に入るので、コスパも良く、誰でも使いやすいのが魅力ですね。

油の量によって使用量が変わるので、説明書をしっかり読んで使いましょう!

③吸収パッドで吸わせる方法

キッチン用の油吸収パッドという便利なグッズもあります。

これは、フライパンなどに直接敷いておくだけで、油をスッと吸い取ってくれる優れもの。

揚げ物の後の鍋やフライパンにそのまま敷いて放置すればOKなので、手を汚さずに処分できてラクなんです。

パッドが油を吸ったら、そのまま丸めて新聞紙で包んでポイ。

少量の油の処理にぴったりな方法で、忙しい方にもおすすめですよ!

④地域のゴミ出しルールも確認

そして、何より大事なのが「自分の住んでいる地域のゴミ出しルール」を確認すること。

自治体によっては、油を固めないと回収してくれなかったり、逆にそのまま吸収材に染み込ませて出すよう指定されていることもあります。

不燃ゴミなのか、可燃ゴミなのか、そもそも回収してくれるのか……これは地域によってバラバラなんです。

お住まいの自治体のホームページや広報誌でチェックしてから処分するようにしましょう!

間違って排水口に流したりすると、下水の詰まりや環境汚染の原因になるので絶対NGですよ!

揚げ物を美味しく楽しむなら、最後まできっちり処理することも大事なマナーです。

ラクで安全な方法を選んで、気持ちよく使い切りましょう!

油の保存期間と劣化を防ぐコツ

油の保存期間と劣化を防ぐコツについてご紹介します。

それでは、順番に解説していきますね!

保存は1ヶ月以内が目安

揚げ物に使った油、どれくらいの期間なら保存していいの?って疑問、ありますよね。

基本的に、家庭で保存する揚げ油の寿命は「2週間〜1ヶ月以内」が目安です。

これはあくまでしっかりとこして、遮光・密閉状態で冷暗所に保管している場合です。

逆に、こまめに管理していなかったり、光が当たる場所や温度が高い場所に置いていると、もっと早く劣化してしまいます。

油の劣化は体にとってもよくないので、期限がきたら思い切って処分するのが大事ですよ!

酸化を防ぐための保管テクニック

油の劣化の主な原因は「酸化」です。

空気、光、熱にさらされるとどんどん酸化が進み、品質が落ちていくんですよね。

そのため、油を保存するなら「密閉・遮光・冷暗所」が3つの基本ルール!

ペットボトルに保存する場合は、アルミホイルを巻いて光を遮り、ふたをしっかり閉めて、直射日光の当たらない涼しい場所で保管しましょう。

冷蔵庫に入れる人もいますが、冬場などは油が固まって扱いにくくなることもあるので、常温で安定している冷暗所がベターです。

使うたびに少しずつ新しい油を足す

長持ちさせるテクニックとしておすすめなのが、「追い油」方式です。

つまり、揚げ物に使うたびに新しい油を少しずつ加えていくという方法。

これによって、劣化した成分が薄まり、全体としての油の品質が長く保てるようになります。

完全に新しい油に変えるわけではないので、コストも抑えつつ、安心して使い続けられるんですよ。

ただし、古い油を使いすぎるのは禁物なので、ある程度回数を重ねたら思い切って全量交換してくださいね!

こまめな清掃と管理が長持ちの秘訣

油そのものの保存だけじゃなく、保管容器やこし器などのメンテナンスも超大事です!

油こし紙やフィルターは、一度使ったら汚れが溜まりやすく、酸化の原因になります。

そのまま使い続けると、せっかくのきれいな油まで汚れてしまうんですよね。

こし器やじょうごも、使ったらすぐに洗って、しっかり乾かしてから次に使うようにしましょう。

また、保存している油は定期的に中身をチェックして、色やにおいに異常がないか確認するクセをつけておくと安心です!

ちょっとした工夫と手間で、油の寿命って本当に変わるんです。

キレイな油で揚げ物をすると、やっぱり美味しさも全然違いますからね!

市販のオイルポットとの違いと使い分け方

市販のオイルポットとの違いと使い分け方についてご紹介します。

それでは、それぞれの違いを見ていきましょう!

フィルター性能は専用品が上

まず、フィルター性能に関しては、やはり市販のオイルポットに軍配が上がります。

専用の活性炭フィルターが付いている商品も多く、これが使い終わった油の臭いや汚れをしっかり除去してくれるんですよ。

家庭用で人気のオイルポットには、カスや不純物をしっかりキャッチしてくれる設計がされていて、こした油がきれいで長持ちします。

一方で、ペットボトルはあくまで「保存用」で、ろ過性能があるわけではないので、フィルターとの併用が必須ですね。

少し手間はかかりますが、こす段階でしっかりしたこし紙やフィルターを使えば、ペットボトルでもある程度対応できますよ!

見た目や密閉性の差もある

オイルポットは見た目もおしゃれで、キッチンにそのまま置いてもサマになるデザインが多いですよね。

ステンレス製やホーロー製など、素材も丈夫で、密閉性もしっかりしています。

中には、フタを閉めると空気に触れにくくなって酸化を防いでくれるタイプもあります。

一方で、ペットボトルはあくまで飲料用に作られているので、密閉力はそれほど高くありません。

倒れると漏れる可能性もあるため、保存時は立てて保管する、冷暗所に置くなど、取り扱いには少し注意が必要です。

頻繁に揚げ物をするなら専用ポットがおすすめ

毎週のように揚げ物をする家庭であれば、専用のオイルポットを持っておくとかなり便利です。

ろ過→保存→再利用の一連の流れが1つの容器で完結するので、時短にもなりますし、衛生的にも安心なんですよね。

特に、揚げ物好きなご家庭やお弁当作りで揚げ物が多い方には、導入する価値が十分あります。

最近はコンパクトサイズのものも増えていて、狭いキッチンにも置きやすくなっていますよ!

また、こまめに油を使う方にとっては、酸化を防ぐ工夫がされたオイルポットの機能性が活きてきます。

たまに使うならペットボトルで十分

逆に、「月に1〜2回くらいしか揚げ物しないよ〜」という方であれば、無理にオイルポットを買う必要はありません。

空いたペットボトルを上手に活用すれば、手軽に、しかもコストゼロで油の保存ができます。

ただし、しっかり冷ます・よくこす・乾いた容器に入れる・冷暗所に置く、という基本ルールは必ず守ってくださいね。

また、あくまで短期間の保存向きなので、1ヶ月以上放置しないように注意が必要です。

ペットボトルは「お手軽&お試し」的な使い方にはとても向いていますよ!

どちらが良いかは、家庭のスタイル次第。

使い方に合わせて、賢く選んでくださいね!

まとめ|揚げ物の油をペットボトルで保存する方法と注意点

ペットボトル保存のポイント
冷ますタイミングが重要
油をしっかりこす工程がカギ
ペットボトルはしっかり乾燥させる
保存場所と遮光対策もポイント

揚げ物に使った油をムダにせず、再利用するためには「保存」がカギになります。

ペットボトルを活用すれば、コストをかけずに簡単に保存できるのが魅力。

でも、やり方を間違えると劣化が早まり、味にも安全にも悪影響が出てしまいます。

この記事でご紹介したポイントをしっかり押さえて、正しく保存すれば、油も長持ち、揚げ物ももっと美味しくなりますよ。

日々の調理がちょっとラクに、そしてちょっとエコになるヒントとして、ぜひ活用してくださいね!

さらに詳しい保存方法や酸化の仕組みについては、以下の参考資料もチェックしてみてください。