スポーツドリンクは暑い日や体調不良時に非常に役立ちます。
ポカリスエット、アクエリアス、アミノバイタル、ビタミンウォーターなど、多種多様な商品があり、どれも水分補給に効果的です。
特に暑い時期や運動時には、普通の水よりも栄養補給ができるスポーツドリンクが重宝されます。
ですが、ストックしておくと気付かぬうちに賞味期限が切れてしまうこともあります。
本記事では、賞味期限が切れたスポーツドリンクを無駄にしないために、飲むことができる条件とその期間について解説します。
賞味期限が切れても飲んで大丈夫?
賞味期限が切れたスポーツドリンクは、以下の条件が満たされていれば半年程度なら飲んでも大丈夫です。
- 開封していない
- 正しく保管されている
それぞれについて解説していきます。
開封していない
未開封のスポーツドリンクは、ペットボトルや缶が外部からの細菌侵入を防ぐよう設計されています。
そのため、開封されていなければ、内部は衛生的で外部からの汚染がほとんどありません。
保存状態が良ければ、雑菌の繁殖の心配もなく、未開封なら賞味期限を過ぎても品質が保たれやすいです。
正しく保管されている
適切な保管が、賞味期限切れのスポーツドリンクを安全に飲むためのもう一つの重要な条件です。
多くの飲料のラベルには「高温多湿を避け、直射日光の当たらない場所で保管する」と指示されています。
これに従えば、飲料を最適な状態で長期間保存することが可能です。
ペットボトルや缶は約50度までの温度に耐えることができます。
ですが、50度を超える環境下や直射日光の下で長時間保管された場合、容器の劣化や内容物の品質低下が起こる可能性があります。
冷蔵の必要がない場合でも、冷暗所での保管が理想的です。
開封後のスポーツドリンクの注意点
賞味期限内であっても、スポーツドリンクを開封した後は速やかに飲み切ることが推奨されます。
開封によって空気と接触し、微生物の増殖が促進されるためです。
直接飲料に口を付けると、さらに細菌が増えやすくなります。
特に暑い季節は微生物が急速に増えるため、開封後は数時間以内に消費することが望ましいです。
もし飲料から異臭がしたり、色や味に変化があれば飲まないようにしてください。
長期保存に適したスポーツドリンク
一部のスポーツドリンクは長期保存が可能です。
特に粉末タイプのスポーツドリンクは、ペットボトルや缶入りのドリンクに比べて長持ちします。
理由は、粉末が密封され、水分を含まないため細菌の繁殖が少ないからです。。
また、水を加えるだけで飲用可能なため、非常時やストック用として便利です。
以下は各タイプのスポーツドリンクの賞味期限の目安です
- ペットボトル:約6〜8ヶ月
- 缶:約1年
- 粉末:約1年半から1年8ヶ月
粉末タイプは賞味期限が過ぎた後も約半年は品質が保持されることが一般的です。
長期保存したい場合は、粉末タイプのストックが最適です。
まとめ
賞味期限が切れたスポーツドリンクを飲んでも大丈夫かについて解説しました。
賞味期限を過ぎたスポーツドリンクでも、未開封で適切に保管されていれば、約半年間は安全に飲めることが多いです。
しかし、賞味期限が切れた飲料を飲む時は自己責任となります。
安全が最優先なので、賞味期限内に飲用するか、賞味期限が切れた場合は早めに飲用しましょう。
本記事がみなさまの生活にお役立ち出来ると幸いです。