タンブラーを食洗機で洗ってはいけない?食洗機で洗えるタンブラーの見分け方は?

タンブラーはみなさん使っていますか?
タンブラーは保冷・保温機能に優れていて、飲み物の温度変化を防ぐので、いつでも美味しい温度で飲み物を頂けますね。

そんなタンブラーですが、食洗機対応のように見えますが、実際には食洗機で洗うのは適していないモノが多いです。
では、なぜ食洗機でタンブラーを洗うといけないのでしょうか?

本記事では、タンブラーを食洗機で洗ってはいけない理由と洗った場合の影響、そして食洗機で洗えるタンブラーの見分け方について解説します。

食洗機でタンブラーを洗ってはいけない理由は?

食洗機でタンブラーを洗ってはいけない理由は以下になります。

・タンブラーが食洗器の高温高圧の水流に耐えられず劣化するため

食洗器は50度以上の高温高圧の水流で洗いながら、しっかり除菌します。
この食洗器の高温高圧の水流がタンブラーと相性が悪くて、保冷・保温性を低下させる恐れがあります。
また、食洗器で使う強力な洗剤も、タンブラーの材質にダメージを与えて、劣化を早める原因になるようです。

タンブラーが劣化すると具体的にどうなるのか、次に解説していきます。

タンブラーが劣化するとどうなる?

タンブラーが劣化すると、次のような問題が発生する場合があります。

・外側の塗装がはがれる
・部品が変形する
・保冷・保温機能が低下する
・ボトルの底の保護シートがはがれる

それぞれについて解説していきます。

外側の塗装がはがれる

タンブラーの外側の塗装は、食洗機の高温高圧の水流によって、はがれやすくなります。
食洗機で使う洗剤についても、洗浄力が強いため、塗装をはがすことがあります。
また、食洗機内で、食器とぶつかる衝撃も塗装をはがす原因になります。

部品が変形する

食洗機は50度以上の高温の水流で洗い流すため、プラスチックの蓋やゴム部品は高温に耐えらずれに変形する場合があります。
蓋が変形すると、蓋の密閉性がなくなるため、中身の飲み物が漏れる場合があります。

保冷・保温機能が低下する

食洗機は水圧が強く、洗剤も洗浄力が強いため、タンブラーの塗装やコーディング剤がはがれて、保冷・保温機能が低下する場合があります。
タンブラーの特徴である保冷・保温機能が低下すると、意味がなくなってしまいますね。

ボトルの底の保護シートがはがれる

タンブラーの外側の底には、真空にするために開けた穴を塞ぐために保護シートが貼ってあります。
食洗機を使うと、強力な水圧ではがれることがあります。
はがれてしまうと、真空でなくなるので、保冷・保温機能が低下します。

食洗機を使うと、デメリットばかりに見えますね。
ですが、食洗機でも安全に洗えるタンブラーもあるので、見分け方を紹介していきます。

食洗機で安全に洗えるタンブラーの見分け方

食洗機で洗えるタンブラーを見分ける方法は以下の通りです。

・製品の仕様を細かくチェック
・耐熱性と耐久性に優れた製品を選ぶ

それぞれについて解説していきます。

製品の仕様を細かくチェック

大切なことは、製品の仕様を細かくチェックすることです。
タンブラーが食洗機に対応しているかは、製品のパッケージや取扱説明書で確認できます。
それらを細かくチェックして、食洗機使用可の製品を選びましょう。

耐熱性と耐久性に優れた製品を選ぶ

食洗機で使用できるタンブラーは、耐熱性と耐久性に優れた材質で作られています。
ステンレス鋼や高品質の耐熱プラスチック製のものは、食洗機の高温の水流にも耐えることができます。
材質についてもチェックするようにしましょう。

まとめ

今回は、タンブラーを食洗機で洗ってはいけない理由と洗った場合の影響、そして食洗機で洗えるタンブラーの見分け方について解説しました。
タンブラーを食洗機で洗ってはいけない理由は、高温高圧の水流に耐えられず劣化するためです。
劣化すると、タンブラーの特徴である保冷・保温機能が低下します。

ですが、食洗機で安全に洗えるタンブラーもありますので、本記事を参考にして探してください。
お気に入りのタンブラーを見つけて、大切に使用して長く愛用していきましょう。