2026年9月30日に終了するのは、東横INNの無料宿泊そのものではなく、プラスチック製無料シングル宿泊券の新規発券です。
10回宿泊でシングル1泊無料になる会員特典は継続し、会員ポイントにも有効期限はありません。
手持ちの対象券は原則2028年3月31日まで使えるため、9月末だからと慌てて宿泊する必要もありません。
この記事では、ポイントのまま持つべき人と発券を検討する人の違い、家族・友人に使ってもらう場合、古い紙券やポイント返還の条件まで整理します。
東横イン無料宿泊券は9月30日に何が終了する?

2026年9月30日に終了するのは、プラスチック製の無料シングル宿泊券を新しく発券する仕組みです。
「10回泊まると1泊無料になる特典までなくなるのでは」と心配する必要はなく、無料宿泊の会員特典そのものは継続します。
手元にある無料宿泊券も2026年10月1日に突然使えなくなるわけではないため、まずは「発券終了」と「利用終了」を分けて考えるのがポイントです。
終了するのはプラスチック製無料宿泊券の新規発券
東横INNが2026年9月30日で終了すると案内しているのは、プラスチック製の無料シングル宿泊券である東横インバウチャーの新規発券です。
つまり、9月30日を過ぎると10ポイントをプラスチック製の券へ交換する方法が使えなくなります。
スマホで「東横インの無料宿泊券が9月末で終了」という情報を見れば、「持っているポイントも消えるのかな」と焦りますよね。
9月末は無料宿泊そのものの終了日ではありません。
制度変更の中心は、無料宿泊を紙やプラスチックの券で管理する方法から、ポイントを中心に扱う方法へ移していくことです。
| 日付 | 何が変わるか | 読者が覚えておきたいこと |
|---|---|---|
| 2026年9月30日 | プラスチック製無料宿泊券の新規発券が終了 | 無料宿泊特典の終了日ではない |
| 2028年3月31日 | 対象となる無料宿泊券の利用が終了 | 手持ち券は原則この日まで利用できる |
| 2028年4月1日 | 対象の無料宿泊券が利用不可になる | 9月30日と混同しない |
この3つの日付を分けて覚えておけば、「9月中に全部使わなければ損をする」という誤解を避けられます。
無料宿泊特典は継続し手持ち券もすぐ無効にならない
東横INNクラブカード会員の「10回宿泊でシングル1泊無料」という特典は、9月30日以降も継続します。
宿泊1泊につき1ポイントがたまり、10ポイントでシングル1泊分の無料宿泊に使える基本ルールも残ります。
会員ポイントには有効期限がないため、9月30日を理由に保有ポイントを急いで使い切る必要もありません。
すでに発券されている対象の無料宿泊券は、原則として2028年3月31日まで利用可能です。
「9月30日までに宿泊しないと券が紙くずになる」という理解は誤りです。
たとえば10月や翌年に東横INNへ泊まる予定がある人でも、対象となる手持ち券なら利用期限まで使う選択肢があります。
今回の変更で急ぐ必要があるのは「無料宿泊を使うこと」ではなく、プラスチック製の券へ交換する必要が本当にあるのかを判断することです。
9月30日までに無料宿泊券へ交換すべき?
結論からいうと、10ポイントを持っている全員が9月30日までに無料宿泊券へ交換する必要はありません。
自分で宿泊するのか、家族や友人に使ってもらうのかによって判断が変わります。
「期限だから、とりあえず券にしておこう」と動く前に、誰が無料宿泊を使う予定なのかを確認しておく方が安全です。
本人が泊まるならポイントのまま持つ選択肢がある
東横INNクラブカード会員本人が無料宿泊を利用するなら、ポイントをプラスチック製の無料券へ交換しなくても利用できます。
本人利用では、チェックイン時にポイントを使う方法が用意されているためです。
しかも会員ポイントには有効期限がないので、9月30日が近いからという理由だけで慌てて券へ変える必要はありません。
たとえば金曜の夜にポイント残高を確認して「ちょうど10ポイントあるから、今月中に交換しなきゃ」と思っても、自分で使う予定なら一度立ち止まれます。
宿泊予定が決まっていない本人利用者なら、ポイントのまま保有する方が選択肢を残しやすいです。
2025年12月16日以降に発券した無料宿泊券は、理由を問わずポイントへ戻せません。
使う日も相手も決まっていない状態で駆け込み発券すると、あとから「やっぱりポイントに戻したい」と思っても変更できない点は見逃せません。
なお、10泊目で付与されるポイントは宿泊翌日に有効になるため、10泊目のチェックイン時点でそのポイントを使うことはできません。
家族や友人が泊まるなら新しい予約方法も含めて判断する
家族や友人など会員本人以外に無料宿泊を使ってもらいたい人は、本人利用より判断が少し複雑です。
これまでプラスチック製の無料宿泊券には、正規に発券した券を家族や友人へ渡して使ってもらえるメリットがありました。
そのため、近いうちに第三者へ確実に渡す予定がある人にとっては、2026年9月30日の発券期限が判断材料になります。
一方、東横INNは会員本人がポイントを使い、公式サイトから家族や友人の宿泊を予約できる仕組みを日本国内店舗向けに導入する予定と案内しています。
ただし2026年9月4日時点では、公式案内が「9月予定」「詳細は後日」としているため、すでに利用できるサービスとして扱うのは早い段階です。
家族旅行の日程が決まっているなら、新しい仕組みだけを待つのではなく、予約したいホテルの空室状況も含めて判断する必要があります。
- 本人が使う予定なら、ポイントのまま保有する選択肢がある
- 家族や友人へ物理券を渡す予定が決まっているなら、9月30日の発券期限を確認する
- 使い道が決まっていないなら、ポイントへ戻せない駆け込み発券は慎重に考える
判断基準は「9月30日が迫っているか」ではなく、「誰が、いつ、どの方法で無料宿泊を使うのか」です。
ここを先に決めれば、期限だけを見て不要な発券をしてしまう失敗を避けやすくなります。
手持ちの無料宿泊券とポイントは今後どうなる?

すでに持っている無料宿泊券と会員ポイントでは、期限の考え方が異なります。
無料宿泊券は原則2028年3月31日までですが、ポイント自体には有効期限がありません。
無料券の種類や発券日によってポイントへ戻せるかどうかも変わるため、手元の券を確認してから行動するのが確実です。
発券済み無料券と古い紙券は2028年3月31日に注意
東横INN公式サイトによると、対象となる発券済みの無料宿泊券は原則2028年3月31日まで利用できます。
2028年4月1日以降は利用できないため、「2026年9月30日」とは別の期限として覚えておきましょう。
昔から保管している紙製無料宿泊券にも注意が必要です。
有効期限の記載がない古い紙製無料宿泊券も、2028年3月31日をもって無効になります。
引き出しを整理していて昔の券が出てきたとき、「期限が書いていないから、まだ何年でも使える」と判断するのは危険です。
一方、券面に別の有効期限が記載されている紙券は、券面に書かれた期限を優先して確認します。
古い情報で「無期限」と覚えている人ほど、手持ち券を一度取り出して券面を見ておくと安心です。
無料券を持っている人が確認すべきなのは、9月30日ではなく、自分の券がいつまで利用できるかです。
ポイントは失効せず無料券から戻せるケースには条件がある
東横INNの会員ポイントには有効期限がありません。
10ポイント以上を保有していても、2026年9月30日を境に消滅するわけではないため、期限だけを理由に使い切る必要はありません。
一方、すでに無料宿泊券へ交換している場合は、発券時期によってポイントへ戻せるかどうかが分かれます。
- 2025年12月15日以前に発券された対象券は、条件を満たせば発券元の会員証へ10ポイントを戻す申請ができる
- 2025年12月16日以降に発券された無料宿泊券は、理由を問わずポイント返還できない
- 対象となるポイント返還には約1か月かかる場合がある
- 古い紙製無料宿泊券はポイント返還や現金払い戻しの対象外
2026年9月30日までに新しく発券しておき、使わなければ後でポイントに戻すという使い方はできません。
「念のため券にしておこう」と交換したあとで予定が変わっても、2025年12月16日以降の発券分ならポイントへ戻せないからです。
使い道が決まっていない10ポイントは、無理に券へ交換せずポイントのまま残す判断ができます。
なお、無料宿泊を使うときは予約方法にも注意が必要です。
オンラインカード決済で宿泊代金を支払い済みの予約や他社サイト・旅行代理店経由の予約では利用できず、客室やプランによっては標準的なシングル料金との差額が必要になる場合があります。
東横イン無料宿泊券の9月30日終了で今やること
2026年9月30日を前に全員が無料券へ交換する必要はありません。
まず保有ポイントと手持ち券を確認し、本人が使うのか、家族や友人に使ってもらうのかを決めれば、必要な行動が見えてきます。
最後に確認するポイントは次の3つです。
- 本人利用が中心なら、有効期限のないポイントのまま保有する選択肢を持つ
- 家族や友人に使ってもらう予定なら、9月30日の発券期限と新しいポイント予約の公式案内を確認する
- 発券済み券があるなら、券面と2028年3月31日の期限を確認して利用計画を立てる
特に使い道が決まっていない状態での駆け込み発券は、ポイントへ戻せなくなる可能性があるため注意が必要です。
「9月30日で無料宿泊が終わる」のではなく、「無料券を新しく発券できる期間が終わる」と理解して、自分に必要な対応だけを選びましょう。